パリ五輪・パラリンピックで台湾代表メンバーが着用する公式ウェアの発表会が24日、台北市内で開かれ、柔道男子の楊勇緯らアスリート6人がランウェイを歩いた。スポーツ用品メーカー、ヨネックスがウェアの開発を担当した。
ビデオメッセージを寄せたヨネックス台湾(台中市)の宮前輝久総経理(社長)は、台湾を代表する植物と書道による文字を取り入れたデザインを採用したと紹介。環境に優しいリサイクル繊維を使用し、通気性を重視して制作したと述べた。
報道陣の取材に応じた楊は着心地が良いとコメント。弾力性がある材質で、しゃがんだり立ったりしても問題ないと語った。
人生で初めてランウェイを歩いたという体操女子の丁華恬は、化粧やヘアセットに2時間かかったと明かし、「いろいろなポーズを考えていたが、舞台に上がったらすべて忘れてしまった」と話した。