(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)と大手旅行会社のライオントラベル(雄獅旅遊)が共同で運営する観光列車「山嵐号」が、4月3日からこれまでとは異なる台南(南部)―彰化(中部)間で新たに運転される。沿線の歴史や文化に触れながら、地元の食材を使った食事を楽しめる。4日には一部区間で試験運転が行われた。
山嵐号は2025年4月に東部幹線での運行が始められた。今後新たな区間で運行することで、中部と南部の鉄道観光や、沿線都市の観光、地方産業の発展を促し、鉄道と地域文化の結び付きを深化させる狙いがある。
台南発の便では後壁(台南市)、大林(南部・嘉義県)に、彰化発の便では社頭、二水(いずれも彰化県)に立ち寄り、沿線観光を楽しめる。
車内で提供される弁当は台南の高級ホテル「シルクスプレイス台南」(台南晶英酒店)が手掛けた。台鉄によると、地元の食材をふんだんに使っているという。
台鉄では今後も多様な特色ある観光列車を運行し、より豊かで深みのある鉄道旅行体験を提供し、鉄道を台湾の重要な風景を探索するための手掛かりにしていくとしている。