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台風18号、22日夜から23日日中にかけ台湾に最接近か

2025/09/20 18:34
2025年9月20日午後4時30分、台湾上空の雲の動きを捉えた衛星画像=watch.ncdr.nat.gov.twより
2025年9月20日午後4時30分、台湾上空の雲の動きを捉えた衛星画像=watch.ncdr.nat.gov.twより

(台北中央社)台風18号は20日午前、中度台風(台湾基準)に勢力を強めた。中央気象署(気象庁)は、22日夜から23日日中にかけて台湾に最接近する可能性がある他、さらに強烈台風(同)に発達する恐れがあるとして注意を呼びかけている。

台風18号は午後2時現在、フィリピン東の海上を時速6キロで北西に進んでいる。気象署によると、中心気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径220キロ以内は風速13.9メートル以上の強風域、半径70キロ以内は風速24.5メートル以上の強風域。

気象署の劉沛滕予報官は中央社の取材に対し、台風18号は今後バシー海峡に向けて進むと説明。引き続き勢力を増しながら、強風域の範囲も広がるとの見込みを示した。

早ければ21日午前中には海上台風警報、同日夜には陸上台風警報を発表するという。22日日中から24日早朝にかけては、東台湾で雨が顕著になるとの予測を示した。

東部・花蓮県にある馬太鞍渓の天然ダムでは、水があふれる恐れがあるとして、農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署がドローン(無人機)やリアルタイム監視映像などを通じて水位の変化やダムの状況を確認すると説明。警戒基準に達した場合、下流地域での避難手続きを開始するとした。

(黄巧雯、張祈/編集:齊藤啓介)

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