(台東中央社)東部・台東県鹿野高台で先月5日から開催されていた「台湾国際バルーンフェスティバル」(台湾国際熱気球嘉年華)が21日、閉幕した。台東県政府によると、期間中に延べ68万人が来場したという。
同県政府交通・観光発展処の卜敏正処長は22日、閉幕に合わせて行われたコンサートには饒慶鈴(じょうけいれい)県長ら約4万人が詰めかけたと説明。熱気球の光のショーやドローン、花火が会場を彩り、拍手と歓声の中で幕を閉じたと語った。
饒県長は報道資料を通じ、今年は人気アニメとコラボレーションし、ドラえもん型の気球などを打ち上げたと強調。都市マーケティングと組み合わせ、高い注目を集めることに成功したと語った。
また天候不順によりイベントの3分の1が中止になったものの、県政府は柔軟に対応し、多くの行楽客が訪れたことについては、バルーンフェスティバルの魅力を示せたと評価。台東の観光産業を振興し、国際的な認知度を向上させることができたと述べた。
県政府では来年の開催も計画している。