(台東中央社)東部・台東県主催の恒例イベント「台湾国際バルーンフェスティバル」(台湾国際熱気球嘉年華)が7月5日から8月21日まで開催される。今年は日本の人気キャラクター「ドラえもん」とコラボレーションし、ドラえもんをテーマにしたバルーンが登場する他、ドローン(無人機)による光のショーなどが行われる。30日に県内でPR記者会見が開かれ、同県の饒慶鈴(じょうけいりん)県長が来訪を呼びかけた。
同フェスは今年で15回目。饒氏によれば、今年は「映画ドラえもん」シリーズが45周年を迎えた節目の年にも当たることから、特別に版権元から許可を得たという。
ドラえもんをかたどった熱気球がお目見えする。ドローン700機による光のショーでは、ドラえもんやのび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンなども登場する。
この日、記者会見が開かれた台東県立体育場では、バルーンフェス開催に先駆けてドラえもんをテーマにしたドローンのショーが上演された。頭にタケコプターを付けたドラえもんの姿が上空に現れると、来場者からは歓声が上がった。
会期中、鹿野高台で毎週火曜日を除き、毎日朝夕に各1回、熱気球の展示と係留体験が実施される。また、開幕日の6日と毎週木曜日には鹿野高台を含む複数カ所で熱気球と光、音楽を融合させた音楽会が開催され、一部の日程を除いて、音楽会に併せてドローンのショーが行われる。