(台北中央社)5日夜、台湾東部海域を震源とする地震が1時間に7回発生した。最大マグニチュード(M)は5.9、最大震度は東部・花蓮県で観測された震度4だった。中央気象署(気象庁)は、今後3日間は余震に注意するよう呼びかけている。
同署の観測によると、午後6時9分にM5.5、同10分にM4.9、同18分にM4.3とM4.1、同21分にM4.4、同27分にM4.5、同53分にM5.9の地震がそれぞれ起きた。
同署地震観測センターの呉健富主任は、M5.5の地震が前震、M5.9の地震が本震との見方を示した。過去にも東部・台東県池上で、前震の翌日に本震が起きた今回と同様のケースがあったとしている。
同センターの邱俊達技正(上級技師)は、M5を超えた2回の地震について、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの活動によって起きたとの見解を示した。