(台北中央社)19日の台湾本島は、大陸からの強い寒気団の影響で各地で冷え込んでいる。中部・南投県の合歓山では、18日に降り出した雪が10センチ以上積もった。中央気象署(気象庁)は13県市に低温特報を出し、寒さ対策を呼びかけている。
各県市に出されている低温特報は次の通り。橙色信号(非常に寒い、6度以下になる可能性)=北部・新竹県、中部・苗栗県▽橙色信号(非常に寒い、10度前後またはそれ以下の気温が続く可能性)=北部・新北市、北東部・宜蘭県▽黄色信号(寒い、10度以下になる可能性)=北部・基隆市、台北市、桃園市、新竹市、中部・台中市、彰化県、南投県、雲林県、南部・嘉義県。
19日午前中に平地(海抜200メートル以下)で観測された最低気温は、新竹県関西鎮の4.2度。その他の県市では苗栗県三湾郷で4.7度、新北市石碇区で5.9度、基隆市七堵区で6.3度、台北市南港区で7.9度などを観測した。
気象署によれば、20日の朝は寒気団と放射冷却の影響で、各地で非常に寒くなる。日中は寒気団が弱まり、気温が徐々に上昇する見込み。