(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)は日本の旅行会社、読売旅行と連携し、台湾版「鉄印帳」を初めて発売する。6月9日の「鉄路節」(鉄道の日)に販売する予定。日本の旅行者に台湾で台鉄の旅を楽しんでもらえればとしている。
鉄印帳は、日本の神社や寺で参拝の証として御朱印を押してもらう「御朱印帳」の鉄道版。第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と旅行読売出版社などが連携して「鉄印」を開始した。鉄印は手書きやスタンプ、プリントなど各社によってそれぞれデザインが異なり、各鉄道を巡る旅に楽しさを加えている。
台鉄の計画によれば、台湾の20カ所の駅を鉄印の交換場所とし、国内外の旅行者は「鉄印帳」を購入すれば、指定の駅で鉄印を無料でもらえる。
鉄印の交換場所として予定されている駅は、台北、新竹、台中、彰化、嘉義、台南、高雄、台東、太麻里、花蓮、瑞芳、内湾、岡山、礁渓、池上、松山、十分、二水、枋寮、集集。