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台湾南部で今朝M5.7の地震 6県市で震度4 21日の余震

2025/01/26 12:40
震度分布図=中央気象署提供
震度分布図=中央気象署提供

(台北中央社)26日午前7時38分ごろ、南部・台南市を震源とするマグニチュード(M)5.7と推定される地震があり、中部や南部の6県市で最大震度4を観測した。中央気象署(気象庁)は、21日に起きた地震の余震だと説明した。

震源の深さは8.1キロ。各地の最大震度は次の通り。震度4=中部・彰化県、雲林県、南部・高雄市、台南市、嘉義県、嘉義市▽震度3=中部・台中市、苗栗県、南投県、南部・屏東県、東部・花蓮県、台東県▽震度2=北東部・宜蘭県、離島・澎湖県▽震度1=北部・台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市。

気象署はこの地震について、21日に嘉義県を震源に起きたM6.4の地震の一連の余震の一つだと説明。今後1週間はM5以上の地震が起きる可能性が排除できないとした上で、地震が起きた際には慌てずに身を守る行動を取るよう呼びかけた。

また同署は、東部・花蓮沖でフィリピン海プレートとユーラシアプレートがぶつかり合っており、台湾南部でも同様にこれらのプレートがぶつかり合う場所があるため、今回の地震が発生したとの分析を示した。

(楊淑閔/編集:田中宏樹)

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