(台北、花蓮中央社)野球の国際大会「プレミア12」で、台湾代表が東京ドームで開催される2次ラウンドに進出を決めた。応援のために訪日を希望するファンらの声を受け、チャイナエアライン(中華航空)は18日、20日に運航予定の台北(桃園)―東京(成田)線の一部の便を大型の機材に変更することを決めた。120人分以上の座席が増やされたことになる。
2次ラウンドの試合は21~23日に行われる。台湾代表の同ラウンド進出決定で多くのファンが訪日を希望したが、紅葉シーズンの日本への航空便の残席は少なく、航空券が入手しにくくなっていた。
訪日需要の高まりを受け、陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)は18日、交通部(交通省)民用航空局が航空各社と機材の大型化などについて調整を進めていると明らかにしていた。また陳部長は19日、選手らが台湾へ戻る便についても大型化し、ビジネスクラスの十分な座席数を用意して、大会後の選手たちに快適に移動してもらいたいと期待を寄せた。
チャイナエアラインは18日、復路についてもできる限り協力するとコメントを発表している。