(宜蘭中央社)交通部(交通省)観光署(観光庁)は18日、全国規模の温泉PRキャンペーン「2023-2024 台湾好湯」の始動式典を北東部・宜蘭県の礁渓温泉公園で開いた。王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は、温泉のもたらすリラックス効果や温かい時間を体感してほしいと語った。
王氏は、観光署は「台湾好湯」のブランドを通じて各地の温泉地をつなぎ、多様な泉質や自然、グルメ、旅行体験を広めていくと意気込みを語った。
礁渓温泉は、観光署が毎年行っている台湾全土の温泉地を対象にしたコンテスト「台湾好湯金泉賞」で、北部・新北市の烏来温泉や中部・苗栗県の泰安温泉と共に最高賞の「十泉十美賞」を受賞した。宜蘭県の林姿妙(りんしみょう)県長はこの機会を通じて礁溪温泉を楽しんでもらいたいと話し、関係者と力を合わせ、国内外の観光客に台湾の温泉を紹介できればと期待を寄せた。
キャンペーンは今年で16年目を迎えた。国内19の温泉地が参加し、割引や抽選などが行われる。来年6月まで。特設サイトでは泉質や地域ごとに各温泉地を紹介している。