(台北中央社)日本政府観光局は15日、今年1月に訪日した台湾人旅行者の数が延べ約25万9300人となり、昨年同月比526倍となったと発表した。台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の周学佑秘書長は23日、外交部(外務省)の定例記者会見で、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれるなどして救助を求める件数が多くなっていると指摘し、万全な準備や海外旅行保険への加入を呼びかけた。
同局の統計によると、昨年同月の台湾人訪日旅行者数は492人だった。新型コロナウイルス流行前の19年同月は38万7498人だったのと比べると、今年は約7割まで回復したことになる。
周氏は日本旅行の際には周到な準備を行い、日本入国や現地の規定を順守し、身の安全を確保するよう求めた。