台湾・緑島、植物400種、陸域昆虫229種が生息=生態調査

2022/01/04 18:52
緑島に生息するツダナナフシ=東管処提供
緑島に生息するツダナナフシ=東管処提供

(台北中央社)交通部(交通省)観光局東部海岸国家風景区管理処(東管処)は3日までに、東部・台東県の離島、緑島に関する生態調査の結果を公表した。それによると、島内には植物約400種、陸域昆虫は229種が生息していることが分かった。今後、人と自然が共存できる環境作りに役立てるとしている。

緑島は台東市の沖合約33キロの位置にあり、面積は約15平方キロメートル。調査は2020年から約2年かけ、植物、哺乳類、昆虫、リクガニとオカヤドカリなどを対象に行われた。

リクガニとオカヤドカリの調査ではヒメオカガニやマルベンケイガニ、オオカクレイワガニなどが島内初確認とされた。また陸域哺乳類では絶滅危惧種のタイワンオオコウモリのほか、ツダナナフシ、キシタアゲハなどの個体も確認された。

東管処の林維玲処長は3日、メディアの取材に対し、島内のタコノキ属の植物は海岸一帯の防風や土壌の流出防止に効果があるだけでなく、島内の多くの生物が生命を維持するための重要な植物だと説明。ツダナナフシにとっては唯一の食糧でありすみかで、ヤシガニやヤドカリは果実を食べると話した。

また、緑島は独自の生態系が豊かだとして、観光客は海の中で遊ぶだけでなく、野山を散策することもできると魅力をアピールした。

(李先鳳/編集:齊藤啓介)

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