中部・台中市内で粗大ごみとして回収された衣類たんすから、50万9千台湾元(約250万円)の現金が見つかった。連絡を受けて駆け付けた持ち主の女性は清掃隊員に謝礼を渡そうとしたものの、隊員はこれを固辞した。
台中市政府警察局烏日分局によると、30日午後、清掃隊の隊員が封筒に入った現金を持って駐在所を訪れた。警察官に対し、依頼を受けて民家から回収したたんすを運んでいたところ、引き出しの中から現金が入った封筒が落ちてきたと説明した。
警察は市の担当部署に粗大ごみの回収を依頼した人の情報を照会し、女性の連絡先を突き止めた。すぐに受け取りに訪れた女性は、たんすは100歳で亡くなった家族の遺品で、財産が入っているとは思いも寄らなかったと話した。
清掃隊の隊員らは「拾ったお金をごまかさず、物を持ち主の元に返すことは清掃隊員がなすべき務めだ」とし、女性からの謝礼を断ったという。

