(桃園中央社)台北市内で昨年12月19日に起きた無差別襲撃事件で、容疑者を制止しようとして命を落とした余家昶(よかちょう)さんが27日、北部・桃園市の桃園忠烈祠に合祀(ごうし)された。
立法院(国会)内政委員会は事件後、余さんを忠烈祠に合祀するよう支援する案を可決していた。忠烈祠には、国のために身を尽くしたり、社会のために命をささげたりした人が祭られる。余さんは桃園市に戸籍を置いていた。
この日は、東部・花蓮県で昨年9月、せき止め湖から水があふれて発生した洪水の被災地の復旧作業中に負傷し、その後敗血症で死亡した林鴻森(りんこうしん)さんも合祀された。
桃園市政府が開いた式典で張善政(ちょうぜんせい)市長は、墓参りの日とされる清明節が来月5日に迫っていることに触れた上で、勇敢に任務に当たり、国家のために命を落とした国軍将兵や公務中に殉職した多くの烈士に対して追悼と感謝の意を表した上で、余さんや林さんの英霊を迎え入れたと語った。
また2人が天上で国軍将兵らと共に憂いなく過ごせることを祈るとともに、彼らの行いが国民に広く伝わり、その勇気と人格が長く記憶されることを願うと述べた。