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90代の日本人男性、疎開先の台湾・高雄の学校を再訪 市長との面会に目を赤くする

宮城政三郎さん(座る高齢男性)の来訪を喜ぶ陳其邁高雄市長(右)=3月28日、高雄市(高雄高級中学提供)
宮城政三郎さん(座る高齢男性)の来訪を喜ぶ陳其邁高雄市長(右)=3月28日、高雄市(高雄高級中学提供)

(高雄中央社)沖縄県与那国町出身の宮城政三郎さん(97)が28日、太平洋戦争下で疎開した南部・高雄市の高雄第一中学(現高雄高級中学)を訪問した。同日夜に開かれた同窓会では、陳其邁(ちんきまい)高雄市長と対面し、感動で目を赤くした。

宮城さんは1944年8月から同校で学んだが、45年には学徒兵として日本軍に動員され、卒業はかなわなかった。だが同校の卒業生が新聞記事で宮城さんのことを知ったのをきっかけに、2024年、同校と宮城さんの縁が再びつながり、同年6月には那覇市で同校から宮城さんに卒業証書が授与された。

同校の報道資料によれば、数十年ぶりに母校を再訪した宮城さんは、歴史ある赤れんが校舎に懐かしさを感じ、特に赤れんがの第1校舎のことは鮮明に覚えていると話したという。

午後には同窓会関連の音楽会への出席も予定されていたが、学校側は宮城さんの体調を考慮し、宿泊先のホテルでの休憩を案内した。だが、宮城さんはリハーサル場所を訪れて演奏を聴いた。日本時代の校歌のメロディーを耳にすると、感動した表情を見せていた。

同校は、宮城さんが1世紀近い時を経て母校を再訪したことは、個人の生命の粘り強さと思いを証明するだけでなく、台日間の深く、絶えず続く人的結び付きを象徴するものだと強調した。

(蔡孟妤/編集:名切千絵)

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