(台北中央社)千葉県の熊谷俊人知事は19日、台北市内の日本料理店で台湾メディア向けに県産キンメダイのPRを行った。台湾では2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて福島や千葉など5県産食品に対して実施していた輸入規制措置が、昨年11月に撤廃されたばかり。
熊谷氏は、台湾が輸入規制撤廃について科学的根拠に基づいて決定したとして感謝を示した。千葉県について、成田空港や東京ディズニーリゾートだけでなく、今後は「おいしい県」としても知ってもらいたいと語った。
同席した日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会の片山和之台北事務所代表(大使に相当)は、キンメダイが祝い事に用いられる魚だと紹介。千葉県産は水揚げされた漁港から成田空港が近いため、新鮮な状態で台湾の食卓に届けられるとした上で、台湾の人々には実際に千葉を訪れて味わってみてほしいと話した。
千葉県の報道資料によると、熊谷氏は19日から21日にかけて訪台。19日には友好都市の北部・桃園市を訪問し、張善政(ちょうぜんせい)市長と面会した他、台北市で輸入商社との意見交換を行った。
20日は、訪日教育旅行の説明会出席や現地スーパーマーケットとの意見交換などのために中部・台中市を訪問する日程となっている。