(台北中央社)財団法人賑災基金会は18日、7月上旬に台湾を襲った台風4号の被災者支援のための募金活動で、集まった寄付金が4億7000万台湾元(約23億円)を超えたと発表した。目標額を5億元(約25億円)としており、寄付を呼びかけている。受け付けは20日まで。海外からの送金も受け付けている。
台風4号は先月6日夜に南部・嘉義県に上陸。中部や南部に大きな被害をもたらした。特に嘉義県と台南市での被害が深刻で、両県市では民家約1万6000棟が損壊した他、農林水畜産被害は全国で32億8050万元(約1610億円)に上った。
募金の受け付けは先月21日に開始され、今月17日までに約2万9000件の寄付があった。寄付金は被災者の災害支援や緊急医療、収容、復興に充てられる。
国内では銀行振り込み、コンビニエンスストアのマルチメディア端末、電子決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」の三つの方法で寄付が可能。LINE Payでの受け付けは19日午後11時59分で締め切る。
海外からは金融機関の国際送金で受け付けている。口座情報は次の通り。
受取人の取引銀行名・支店名=LAND BANK OF TAIWAN CHANGCHUEN BRANCH▽スイフトコード=LBOTTWTP102▽住所=No.156, Changchun Rd., Zhongshan District, Taipei City 10459, Taiwan(R.O.C.)▽受取人口座番号=102-005-19896-5▽受取人名=Taiwan Foundation for Disaster Relief