(台北中央社)内政部(内務省)が4日までに発表した婚姻に関する統計によると、昨年に台湾で婚姻を届け出た12万3061組(同性婚3205組を含む)のうち、夫または妻が中華民国(台湾)籍ではない割合は全体の約17.8%に当たる2万1888組だった。結婚相手の国籍はベトナムが最も多く7040人だった。
中国・香港・マカオを除くと、相手の国籍はベトナムに続き、米国・インドネシア(いずれも925人)、日本(835人)の順に多かった。中国は6330人、香港・マカオは1330人だった。
非中華民国籍の配偶者のうち、女性が約7割を占めた。国・地域別では東南アジアや中国は女性が80%前後である一方、米国や日本は男性の方が多く、割合は米国が80%、日本が60%だった。
内政部は、非中華民国籍の配偶者は依然として男性の方が少ないものの、差は縮まっており、男性の割合は2015年の30.6%から、24年には42.2%まで増加したと指摘した。