(台北中央社)台湾の総人口が18カ月連続で減少したことが10日、内政部(内務省)発表の6月の戸籍統計で分かった。6月の出生数は5月に比べ535人多い8968人となり、月間出生数として4カ月ぶりに増加に転じた。
先月末の人口は2334万6741人で、前年同月比6万6158人(0.28%)減少した。前月比では8729人(0.04%)減。県市別では前年同月比の増加率が最も大きかったのは北部・桃園市で、減少率が最大だったのは中国福建省に近い金門県だった。
6月の出生数は前年同月比1472人(14.10%)減。死亡数は同1632人(10.94%)増の1万6554人だった。