(台北中央社)12日午前、台湾高速鉄道(高鉄)の嘉義―台南(いずれも南部)間を走行中の列車内で、乗客のリュックサックが燃えるトラブルがあった。火は乗り合わせた乗客らによって消火器で消し止められた。リュックの中に入っていたモバイルバッテリーが発火した可能性がある。持ち主の男性がけがをした。
高鉄や鉄路警察局高雄分局などによると、列車は南港(台北市)発左営(南部・高雄市)行きの1607番列車で、1号車の乗客のリュックが燃え、煙が上がったという。
警察の調べでは、リュックは持ち主の男性が座席前の床に置いていた。当時、モバイルバッテリーは使用していなかったとみられる。