(台北中央社)台湾の通信大手、中華電信は14日、台湾本島と中国・福建省に近い馬祖を結ぶ海底ケーブル「台馬3号」と「台馬2号」が今年1月から2月にかけて相次いで断線したトラブルで、今月2日に「台馬3号」の修理が完了したのに続き、同日午前には「台馬2号」の修理も完了し、通信が完全復旧したと発表した。
台湾本島と馬祖間の海底ケーブルは、「台馬3号」が1月15日に断線。「台馬2号」も同月22日に損傷が確認された他、先月16日に故障が発生し、断線した。数位発展部(デジタル発展省)は一連のトラブルの原因について、自然劣化によるものとの見方を示している。通信は予備用のマイクロ波通信システムによって維持された。
中華電信によると、断線後、修理のための専用船の派遣を要請。14日午前までに全ての修理を終えたという。