(台北中央社)新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センターの羅一鈞報道官は21日、ワクチン接種について専門家から毎年1回とする提言を受けたと報道陣に対して明らかにした。また、短期的な計画としては、3~4月にワクチン接種強化期間を設ける方針だとも説明した。
衛生福利部(保健省)の感染症に関する諮問委員会は20日、会議を招集し、今後のワクチン接種の在り方について話し合った。
65歳以上の高齢者や慢性疾患患者など重症化しやすい人については、接種を毎年2回とし、接種間隔は6カ月を検討しているとした。
これに加えて羅氏は、さまざまな制限緩和に伴い人々の免疫力を改めて高める必要があると話し、3~4月に集団接種会場を設置する方針を示した。これまでの接種の有無や回数にかかわらず、過去3カ月間接種を受けていない人、もしくは感染していない人であれば誰でも参加できるようにするという。