アプリで読む
ダウンロード

台湾、2・28事件から79年 各地で記念式典

2・28事件の記念式典であいさつする蒋万安台北市長=2026年2月28日、中央社記者翁睿坤撮影
2・28事件の記念式典であいさつする蒋万安台北市長=2026年2月28日、中央社記者翁睿坤撮影

(台北中央社)国民党政権が市民を弾圧した1947年の2・28事件から28日で79年を迎えた。事件の発端となった台北市をはじめ、全土各地で記念式典が開かれ、犠牲者を追悼した。

蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、後世は歴史を忘れず、永遠に心に刻み、乗り越えなければならないとした上で、誠実に向き合い、深く反省してこそ教訓をくみ取れ、前に進むことができると強調した。

北部・新北市の侯友宜(こうゆうぎ)市長は、党派やエスニックグループなどの間には依然確執が生じているとしながらも、恨みを手放して互いに理解し、団結して意思疎通と歩み寄りを重ね、社会を分断させないようにすることが台湾の歩むべき道だと語った。

中部・台中市の盧秀燕(ろしゅうえん)市長は、式典を通じて歴史の記憶を伝え、謙虚な態度を保ち深く反省し、歴史の教訓をくみ取ることで悲劇の再発を防げると述べた。

南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は、台南市二二八記念館の整備などの取り組みに触れ、社会を前進させるとともに引き続き歴史を振り返り、人権の尊重と民主化への追求を具体的な行動にして、公平と正義の精神を次世代に伝えていきたいとした。

南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長は、歴史は許せても忘れてはならないとし、霧の中から抜け出し、冷たいかせと鎖を解いた時こそ新たな希望に向き合うことができると力説。引き続き事件の記憶と真相を次世代に伝え、純潔や自由、勇敢を意味するユリの花を台湾の隅々に咲かせたいと語った。

(陳昱婷、黄旭昇、蘇木春、張栄祥、洪学広/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
35