南部・嘉義市の廟(びょう)武当山玄天上帝廟前の広場で18日、200年以上の伝統があるとされているブランコ大会が開かれた。参加者らは竹製で高さが12メートルあるブランコに乗り、技術と度胸を競い合った。
黄敏恵(こうびんけい)市長は取材に対し、かつて地域ではやり病が発生した際、住民が道教の神、玄天上帝に加護を祈願し、神意に従ってブランコを設け、儀式を行ったのが起源だと説明。長年、うるう年の玄天上帝の誕生日に実施されてきたが、2008年以降は神意を問うた上で毎年開催され、地域の宗教観光イベントとしても発展していると話した。
嘉義市立民生中学校の張金竜校長は、教師がこの文化を教育に取り入れており、昨年には継承を目的に生徒を指導して絵本を作成したと言及。今年は熊本市の遠藤洋路教育長を招き、学術・文化面での交流を深めたと語った。
廟によると、ブランコの踏み板は高さ約2メートルで、乗り手は最大で10メートルほどの高さまで達するという。