(台北中央社)林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は2日、小泉進次郎防衛相が1日の日中防衛相会談で台湾海峡の平和と安定の重要性について強調したことについて、感謝と歓迎の意を表明した。
日本の防衛省の報道資料によれば、会談は訪問先のマレーシアで行われた。小泉氏は中国の董軍国防相に対し、東シナ海や太平洋地域における中国側の軍事活動の活発化を深刻に懸念していると伝えた。南シナ海情勢についても深刻な懸念を表明した。
外交部(外務省)は報道資料で、台湾海峡の平和と安定は国際社会の繁栄や安全と切り離せない関係になり、国際社会全体の共通の利益にもなっていると言及。台湾は自らの防衛力強化や社会全体の防衛強靱(きょうじん)性を強化するだけでなく、インド太平洋地域の平和や安定、繁栄の実現に向けて今後も民主主義の友好国と手を携えていくとした。