国産潜水艦「海鯤」の海上試験続く 9月末完了、11月引き渡し目指す／台湾

（高雄中央社）台湾初の国産潜水艦試作艦「海鯤」が26日、南部・高雄港で海上試験を実施した。海鯤は17日に1回目の海上試験を行っていた。海軍の邱俊榮参謀長によれば、今後、潜水航行試験などを経て、軍への引き渡しは11月を目指す。

邱氏は25日、立法院（国会）外交・国防委員会に出席した際、浮上した状態での試験を3～4回実施し、設備の調整などを行ってから潜水航行や武器の試験に入ると説明。当初の計画や契約に定める内容によれば、9月30日までに海上試験を完了し、軍への引き渡しは11月になると述べた。