(高雄中央社)海洋関係の主務機関、海洋委員会の管碧玲(かんへきれい)主任委員(閣僚)は24日、南部・高雄市の同委庁舎を訪問した笹川平和財団の兼原信克常務理事と面会した。双方は海事の協力や発展について意見を交わした。
同委の報道資料によれば、管氏は同財団が長期にわたり世界の平和と安定に尽力しており、台日の友好関係に不可欠なパートナーだと述べた。同財団が、政府が進める青年支援プロジェクトの「青年百億海外円夢基金計画」を支持し、次世代を担う若者に海事研究の機会を与えているとして感謝を表明した。
兼原氏は、安倍晋三政権時代から台日が共に直面する地域の脅威に対する対応強化が必要だと認識しており、双方の友好関係を積極的に推進してきたと言及。将来、海底ケーブルなどの重要な議題について、法務と実務の両面でさらなる交流ができればと期待を寄せた。また日本の政府に対して、時機を見て台日の海洋協力推進に向けた提言をしていくとした。