(台北中央社)第2野党・民衆党は11日午後、台北市内の自由広場で反政権集会を開いた。主催者発表で15万人の支持者らが参加した。党の創設者でもある柯文哲前主席(党首)が収賄などの罪で起訴されて拘束中であることに関連して、司法が公正・公平でないとして抗議したり、与党・民進党の権威主義を拒否すると訴えたりした。
民衆党の黄国昌(こうこくしょう)代理主席はあいさつで、民進党が司法や検察を政治的迫害の道具にしていると強調。「頼清徳(らいせいとく)総統に向けて、今日が独裁と権威主義に対して宣戦布告する時だと伝える」と述べた。
集会には最大野党・国民党からも江俊霆副秘書長や10人以上の立法委員(国会議員)などが参加し、舞台に上がって声を上げた。