(台北中央社)総統府は21日、ペルーで来月開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の台湾代表として総統府資政(顧問)の林信義(りんしんぎ)氏を派遣すると発表した。林氏がAPEC首脳会議に首脳代表として出席するのは民進党の陳水扁(ちんすいへん)政権下の2005年以来、2度目。
林氏は経済界出身。中華汽車副董事長(副会長)や新安産物保険董事長(会長)を経て政界入りし、経済部長(経済相)や行政院副院長(副首相)などを歴任した。
総統府の郭雅慧報道官によれば、林氏は00年と01年にはAPEC閣僚会議に台湾を代表して出席した。