(台北中央社)ピアニストの小林愛実さんが5月から6月にかけ、台北、中部・台中、南部・高雄の3都市でリサイタルを開催する。台湾での公演は初めて。夫で同じくピアニストの反田恭平さんや、恩師のマンチェ・リュウ(劉孟捷)さんとの共演も予定している。
世界最高峰と言われるショパン国際ピアノコンクールに2015年と21年の2度参加。21年には4位入賞を果たした。反田さんも21年の同大会に出場し、2位の成績を収めた。
小林さんが得意とするシューベルトとショパンの作品を演奏する。このうちシューベルトの「ロンド イ長調」は、台北公演で反田さんと、台中公演と高雄公演で高雄出身のリュウさんと連弾する。リュウさんは、小林さんが米フィラデルフィアのカーティス音楽院で学んでいた頃の恩師だという。
公演は5月27日に国家音楽ホール(台北)、6月11日に台中国家歌劇院、同13日に衛武営国家芸術文化センター(高雄)で開催される。