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米国とカナダの軍艦が台湾海峡を通過 外相「インド太平洋地域の共通の利益に合致」

2024/10/21 15:13
立法院外交・国防委員会で民進党の王定宇立法委員の質問に答弁する林佳竜外交部長=2024年10月21日、中央社記者王飛華撮影
立法院外交・国防委員会で民進党の王定宇立法委員の質問に答弁する林佳竜外交部長=2024年10月21日、中央社記者王飛華撮影

(台北中央社)国防部(国防省)は21日、米国とカナダの軍艦各1隻が20日に台湾海峡を南から北に航行したと発表した。林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は21日の立法院(国会)外交・国防委員会で、自由通航権は「国家の利益に合致するだけでなく、インド太平洋地域全体の利益にも合致する」と述べた。

林氏は、米国をはじめとする主要7カ国(G7)や中国の防衛ライン「第1列島線」にある各国など、理念が近い国家が台湾海峡の平和と安定、特に自由通航権を重視していることに感謝を示した。民進党の王定宇立法委員(国会議員)への答弁。

インド太平洋地域を管轄する米海軍第7艦隊は20日、ミサイル駆逐艦「ヒギンズ」とカナダ海軍のフリゲート艦「バンクーバー」が同日、台湾海峡を通過したと発表した。

国防部は報道資料で、米国とカナダの軍艦の台湾海峡通過中は「全行程にわたって周辺の海空域の動向を把握し、状況は正常だった」と強調した。

(楊堯茹、游凱翔/編集:名切千絵)

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