(屏東中央社)卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は22日、軍人と公務員、公立学校教職員の給与を来年、3%引き上げることにすでに同意したと発表した。政府が先陣を切って公務員らの給与を調整することで、国家全体の競争力向上を図るのが狙い。
訪問先の南部・屏東県で報道陣に明らかにした。
卓氏は、過去1年の台湾経済は前向きな動きを見せたとの見解を示し、人々が経済成長の実りを享受できるよう、公務員らの賃上げに同意したと説明。その上で、企業が政府の後を追う形で全ての従業員の賃金を実質的に調整することを望むと述べた。
関連の手続きはすでに完了しており、最終的な決定については適切な時期に公表するとした。