アプリで読む
ダウンロード

頼次期総統、「AI行動内閣」打ち立てへ 「挑戦をチャンスに」/台湾

2024/04/10 12:58
10日の人事発表会に臨む頼清徳副総統(左)と卓栄泰氏
10日の人事発表会に臨む頼清徳副総統(左)と卓栄泰氏

(台北中央社)来月20日に発足する新内閣の行政院長(首相)には卓栄泰(たくえいたい)前行政院(内閣)秘書長が内定した。次期総統の頼清徳(らいせいとく)副総統は10日の人事発表会で、積極的に行動し、革新的思考を持つ「AI(アクティブ&イノベーション)行動内閣」を打ち立てる考えを示した。国内外の挑戦に対応し、挑戦をチャンスに変えて台湾を前進させていくとした。

頼氏は卓氏の起用について、意思疎通や調整能力の高さを評価。台北市議や立法委員(国会議員)、総統府副秘書長、行政院(内閣)秘書長を歴任した経歴に触れ、中央、地方議会、行政などからのさまざまな問題を完全に掌握できるとした。また、卓氏は総統選期間に頼氏陣営を指揮し、頼氏が掲げる「国家希望工程」政策の検討に参加したことから、国家の未来の方向性を完全に把握している点も起用理由の一つに挙げた。

卓氏は、新たな局面や地震後の復興作業を前に、新たな執政チームは必ずや穏やかにしっかりと引き継ぎを行わなければならないと表明。「『誠意を持って意思疎通し、人々を優先する』という理念とやり方が今後の新たなチームの最も中心的な考え方」だと強調し、団結の重要性を訴えた。

(頼于榛、葉素萍、陳俊華/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
172.30.142.91