(台北中央社)ロシアの首都モスクワ近郊で現地時間22日に起きたテロ事件を受け、外交部(外務省)は23日、無実の一般人を死傷させたとしてテロ組織を厳正に非難する声明を発表した。
同部によれば、ロシアに在留する台湾人の被害は同日時点では確認できていない。同部は、犠牲者やその家族に哀悼の意を示した。またロシア・ウクライナ戦争がいまだ収束せず、地域の情勢は依然不安定だとして、ロシアへの不要不急の渡航を控えるよう勧告した。
事件後、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。複数の報道によると、テロによる死者はこれまでに133人に上っている。
(編集:田中宏樹)