(台北・高雄中央社)海軍司令部は23日深夜、対潜ヘリコプターS70Cが南部・高雄市で着陸に失敗した事故で、重体だった乗組員1人が死亡したと明らかにした。
事故ではヘリコプターの乗組員4人がけがをした。死亡したのは機付長(整備責任者)の男性で、体の約95%に2〜3度のやけどを負い、治療が続けられていた。
海軍は、訓練に励み、職責を果たし、国に尽くしたと、この乗組員をたたえた。また総統府は24日、蔡英文(さいえいぶん)総統は深い悲しみを覚えているとし、国防部(国防省)に対して全力で遺族を支援し、事故原因の徹底的な解明をするよう指示したと発表した。