日本が台湾支持の発言「成果を上げた地域を参考にすべき」=WHO総会

2022/05/25 13:51
WHO総会で政府代表演説を行う後藤厚労相=who.intから
WHO総会で政府代表演説を行う後藤厚労相=who.intから

(ジュネーブ中央社)後藤茂之厚生労働相は24日、スイス・ジュネーブで開催中の第75回世界保健機関(WHO)総会でビデオメッセージ形式で政府代表演説を行い、WHOに対し「台湾のように、新型コロナウイルス対応において公衆衛生上の成果を上げた地域を参考にすべき」だと訴え、「特定の地域が取り残されることによる地理的空白を生じさせないことも、世界全体の感染拡大防止の目的にかなう」と述べた。

WHO総会3日目のこの日、台湾と理念の近い日本とチェコに加え、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ9カ国が台湾のWHO総会参加を支持する発言を行った。2日目の10カ国と合わせ、今年のWHO総会で台湾への支持を表明した国は21カ国になった。

国交を結ぶ国で24日に代表演説を行い、台湾支持を表明したのは、ハイチ、セントクリストファー・ネビス、ナウル、エスワティニ、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、パラオ、ツバル、ベリーズの9カ国。ホンジュラスはこの日の発言では台湾に言及せず、マーシャル諸島はビデオメッセージが時間超過で中断された。中断前の部分では台湾について発言していなかった。ホンジュラスとマーシャル諸島の両国共に今年の総会開幕前、台湾のオブザーバー招請を議題に加える提案をWHOに対して行っている。

台湾は2009年から8年連続でWHO総会にオブザーバー参加していたが、17年以降は中国の圧力により出席できていない。今年も招請状が届かなかった。

▽外交部が謝意

外交部(外務省)は25日、報道資料で、国交を結ぶ各国と理念の近い国々が台湾のWHO総会参加への支持をより明確に示したことに対し、「心から感謝を表する」とコメントした。

(曽婷瑄/編集:名切千絵)

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