ドイツ新政権、台湾の国際機関参加支持へ

2021/11/25 14:44
ドイツ国会議事堂=ウィキメディアコモンズから。作者Cezary Piwowarski、CC BY-SA 3.0
ドイツ国会議事堂=ウィキメディアコモンズから。作者Cezary Piwowarski、CC BY-SA 3.0

(ベルリン中央社)ドイツで12月に発足する見通しの新政権は24日、台湾の国際機関への参加を支持する方針を盛り込んだ政策合意書を公表した。謝志偉(しゃしい)駐ドイツ代表(大使に相当)は同日、台湾海峡の平和と台湾への支持に感謝を示し、「大きな突破口を開いた」と語った。

中道左派、社会民主党(SPD)や自由民主党(FDP)、緑の党は同日、連立政権樹立について合意に達した。政策合意書では今後4年の施政方針が示された。

文書では台湾について「平和と台湾、中国双方の同意があってのみ台湾海峡の現状が変えられる」としながらも、「一つの中国」政策の中で国際機関に実務的に参加できるよう支持する方針を示した。

対中政策では、人権と国際法を基礎として協力し、貿易競争では公平なルールを求めるとした。また価値観と利益を守るために、欧州連合(EU)には対中政策に関する枠組みと足並みをそろえた対中戦略が必要だとした。

謝氏は中央社の取材に、日米に続き、ドイツの新政権が台湾の安全保障に関心を示したことからは、1987年の戒厳令解除以降の民主主義の発展が実を結び、世界から評価され、大切にされていることを見て取れると述べた。

(林育立/編集:齊藤啓介)

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