24日の台湾は、中部や南部を中心に大雨に見舞われた。中央気象署(気象庁)によると、熱帯低気圧や南西風などが影響した。各地で浸水や冠水の被害が出ている。
南部・台南市東区では24日早朝、国定古跡に指定されている「台湾府城大東門」(別名=迎春門)の側壁が崩落した。市は、雨水が浸み込んだことにより、れんがと土の構造が崩落したとみている。
同市安南区では、病院の周辺道路が冠水したため、消防がタイヤ付きのゴムボートで利用者の輸送に当たった。
南部・高雄市前鎮区では24日未明、道路に小規模な陥没が発生。その後、朝までに陥没部分が拡大していることが確認された。穴は長さ約3メートル、幅2メートル、深さ1.2メートルに達した。市水利局によると同日午前時点で、雨が降り続いているため、原因特定のための点検が行えていないという。
南部・屏東県崁頂郷の住民によると、24日早朝から冠水が始まり、正午には水が膝くらいの高さに達した。6月の大雨で壊れて買い替えた冷蔵庫が、再び使えなくなってしまったという。
(編集:田中宏樹)



