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火遊びで量販店火災 男に約20億円の支払い命令 台湾桃園地裁

2026/08/19 16:52
台湾桃園地方法院(資料)
台湾桃園地方法院(資料)

(桃園中央社)北部・桃園市の台湾桃園地方法院(地裁)は先月31日、同市中壢区の量販店、カルフール(家楽福)中原店で2023年12月、火遊びをして火災を引き起こした男に対し、保険会社8社に総額約3億9800万台湾元(約20億円)の支払いを命じる判決を下した。

男は友人2人と同店を訪れた際、地下1階の清掃用品売り場で商品の殺虫剤スプレーを手に取り、ライターの火に向けて噴射。スプレーの噴射口に火が残っていることを確認しないまま棚に戻したため、その後、他の商品に引火して火災が発生した。火は急速に燃え広がり、店内の商品が焼損したり、すすで汚れたりした他、地下1階と1階の壁と天井が大きく損傷し、同店は長期休業を余儀なくされた。

保険会社8社は総額約3億9827万元を保険金として支払い、男に対して連帯して代位求償を行った。

男は口頭弁論を欠席し、書面による声明や陳述書も提出しなかったことから、裁判官は調査結果を基に、保険会社側の主張を事実と認定。保険会社の損害賠償請求には法的根拠があるとして、男に対して約3億9800万元の支払いを命じた。判決を不服とする場合は、控訴できる。

男はこれまでにも、火災の影響を受けた同店内のカフェを巡り、保険会社に97万9326元(約489万円)を支払うよう命じる民事判決を受けている。また刑事裁判では、失火により人のいる建造物を焼損した罪で懲役6月の判決も受けている。

(呉睿騏/編集:齊藤啓介)

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