(台南中央社)22日未明、南部・台南市安南区で、住宅街の空き地に置かれていた廃棄物が炎上、爆発する火事があった。住宅など11戸に燃え広がった他、消防隊員や近隣住民など14人がけがをした。
台南市政府消防局によると、消防車など53台、隊員144人が出動し、火は4時間余りで消し止められた。現場には工業機械の廃油やアルミ廃材などが置かれていたとみられる。
火災発生後、現場周辺では近隣住民の避難が行われた。爆発により57戸が被害を受けた他、消防車や救急車など20台も影響を受けた。
同市政府環境保護局と環境部(環境省)化学物質管理署の技術チームは、現場や周辺地域で大気の状態を監視するとともに、汚染物質のサンプルを採取した。また現場でガス検知器を使った検査を行ったところ、数値に異常はなかったという。
また今後は火災の調査報告書や関係者の足取り、廃棄物が置かれていた状況などを基に調査を行い、違反の事実が確認された者に対しては大気汚染防止法と廃棄物処理法違反で厳しく処罰する方針を示した。
一方、環境保護局が行った大気汚染のモニタリングでアンモニアの測定値が20ppmに達したため、フェイスブックやテレビなどを通じて、風下の地域では窓を閉め、外出を控えるよう呼びかけた。
