台北市万華区の廟(びょう)艋舺青山宮で来月に行われる大型祭事「青山王祭」を前に、中部・雲林県の北港朝天宮に祭られる航海の女神「媽祖」の像が29日、列車に乗って台北に到着した。台湾鉄路・万華駅前には、多くの人が集まって媽祖を出迎えた。
中華文化協会によれば、艋舺青山宮と朝天宮の縁は日本統治時代の1917(大正6)年にさかのぼる。当時、始政(統治開始)22年を記念し、朝天宮の媽祖が艋舺(現在の万華)に招かれ、青山宮の主神「青山王」と初めて対面。35(昭和10)年に始政40周年で行われた台湾博覧会の際にも、艋舺で両神が再会を果たした。
今年は青山王祭の170周年を記念し、媽祖の艋舺訪問が再び企画された。