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南部の廟、虎爺の衣装を模したつるし飾りを無料配布へ 魔除けや子どもなどを守る象徴

2025/06/21 13:07
南部の廟(びょう)興済宮に祭られる「虎爺」の衣装を模したつるし飾り=同宮提供
南部の廟(びょう)興済宮に祭られる「虎爺」の衣装を模したつるし飾り=同宮提供

南部・台南市北区の宗教施設、興済宮は20日、廟内に祭られる「虎爺」の生誕に当たる今月30日に、虎爺が着用する「神衣」と呼ばれる衣装を模したつるし飾りを無料配布すると発表した。虎爺は魔物を駆除したり富をもたらしたり子どもを守ったりする象徴とされている。

人々の幸せを祈る年に1度の恒例行事の一環で、同市警察局第五分局とのコラボ企画。興済宮は健康や医療の神「保生大帝」を祀る道教の廟(びょう)として有名で、虎爺は保生大帝の乗り物としての役割を担うといい、旧暦6月6日に生誕を迎える。

衣装の表には虎の紋様や虎爺の好物とされるフライドチキンなどが、袖のところは勢いよいことなどを示す虎の爪がデザインされている。裏は警察官の制服を模した蛍光色の緑色が見られる。

同廟によれば、配布されるのは普通バージョンと赤ちゃん用バージョンの2種類。普通バージョンは200個の数量限定で、当日に献血した人に贈られる。赤ちゃん用は同警察局がいろいろなイベントを通して来場者に贈るという。

(張栄祥/編集:荘麗玲)

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