台北メトロ(MRT)文湖線の東湖駅付近から、北部・新北市の汐止区公所(役所)付近までの5.6キロを結ぶ、メトロ汐止東湖線(汐東線)の起工式が20日、行われた。2032年の完成を予定している。
途中、台湾鉄路(台鉄)の汐科駅を経由する。将来的には台北メトロ民生汐止線と基隆メトロ(いずれも計画中)の3線で直通運転を行い、台北市大同区の大稲埕駅から北部・基隆市の八堵駅までを乗り通せるようになる見込み。
新北市の侯友宜(こうゆうぎ)市長は、汐東線は新北市と基隆市、台北市をつなぐ重要な路線で、汐止地区が長年にわたり悩んできた交通問題を解決できると語った。