中部・彰化県南投市で26日、市公所(役所)がごみとして収集した引き出しの中から、現金4万5800台湾元(約20万8千円)が見つかり、収集を依頼した持ち主の男性に返却された。亡父の「へそくり」だとみられ、男性は感謝の言葉を述べている。
清掃隊によると、運搬時に現金を入れる封筒「紅包」が見つかり、その後中を確認したところ、大量の紙幣が見つかったという。
持ち主の男性によれば、見つかった封筒のうち一つは2年前の旧正月に男性がお年玉として父親に贈ったものだった。父親は今年初めに亡くなったが、家族は「へそくり」の存在を知らなかったという。