(新竹中央社)台風21号の影響による道路寸断で孤立状態になっている北部・新竹県尖石郷スマングス(司馬庫斯)集落の新光小学校スマングス分校では、教師と児童合わせて11人が集落に戻れない状況が続いている。子どもたちの学びを止めないために、同分校ではオンラインと対面形式を組み合わせたハイブリッド型で授業を行っている。
県政府によれば、児童数25人の同分校には教師7人が勤務しているが、5日現在で児童6人と教師5人が集落に戻れていない。県教育局が同小本校と協力して臨時の宿泊場所や教育設備などを準備し、ハイブリッド型で授業を再開させた。
県は、学校を通じて集落に戻れていない児童の保護者とも連絡を取り、通信端末やインターネット通信などの需要を支援することで、学びの品質を確保するとしている。