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屏東県で豊作を祝う祭り 雨でもにぎやか 神様や先祖の霊に感謝

2024/09/24 16:21
民族衣装を身にまとった先住民の人々。頭には自分たちが作った農作物が入った竹籠を載せたりしている=21日、黄郁菁撮影
民族衣装を身にまとった先住民の人々。頭には自分たちが作った農作物が入った竹籠を載せたりしている=21日、黄郁菁撮影

南部・屏東県の県立体育館で21日、豊作を祝う原住民(先住民)の祭り「収穫拿麽多」が開催された。あいにくの雨にもかかわらず、約100人のダンサーが輪になって踊ったりして会場を盛り上げた。

毎年7~9月は県内原住民集落の収穫時期となり、祖先の霊に感謝し来年の豊作を祈り、収穫の喜びを共有する時期でもある。イベントでは、伝統文化のパフォーマンスやマーケット、音楽ステージなどが行われ、いずれの部分も「若者の力の結集」という今年のテーマに基づき、それぞれの集落の力を借りて実現した。

イベントには三地門や霧台、瑪家、泰武、来義、春日、獅子、牡丹、満州の九つの郷にある集落の人々が共同で参加。このうち、獅子郷草埔集落の人たちは豊作と先祖の恩に感謝する気持ちを込めて同郷を代表する古い調べを披露し開幕を飾った。

会場では、民族衣装を身にまとって自分たちがつくった農作物が入った竹籠を頭上に載せたりして入場する各集落の人々の姿も見られた。

(黄郁菁/編集:荘麗玲)

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