南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長は中秋節(中秋の名月、今年は9月17日)を控えた10日、同市政府消防局の災害救助犬に犬用のおもちゃやビーフジャーキーを贈り、活躍をねぎらった。集合写真を撮影する際には、ラブラドルレトリバーのロジャーが隊員の「お座り」の命令を聞けずにもらったばかりのおもちゃをかみ、笑いが起こる場面もあった。
同局は代表してプレゼントを受け取ったロジャーとベルジアンシェパードの伝八(デンパチ)について、2匹とも災害救助犬の適性試験で高いレベルの認定を受けており、今年4月の東部地震の際には優れた活躍をしたと説明。陳氏の災害救助犬への評価と支持に感謝し、今後もさらに努力して安全を守っていくとした。