食品大手、統一企業傘下のコーヒーブランド「左岸珈琲館」のポップアップストアが先月中旬、南部・台南市の観光スポット「藍晒図文創園区」でオープンした。店の壁には拡張現実(AR)技術を活用した、パリ・セーヌ川をイメージした壁画が描かれており、スマホでQRコードを読み取ると、まるで川左岸のカフェにいるような体験が楽しめるという。
左岸珈琲館は1996年に市場に出回り始めた。フランス風情が漂うテレビコマーシャルで人気を呼び、同企業のベストセラーの一つとなった。
店内では地元の独立系書店6軒が選んだ本を読みながらコーヒーが飲める他、異なる時期に出された同ブランドのさまざまなパッケージも展示されている。
ポップアップストアは9月15日まで開催される。
(編集:荘麗玲)