日本プロ野球阪神タイガース元監督で「鉄人」こと金本知憲氏が15日、台北市の台北ドームで行われた台湾プロ野球中信ブラザーズ対統一ライオンズ戦の始球式に登場した。
3万人超のファンに見守られスイングを披露すると、温かい拍手が沸いた。始球式後のメディア取材で金本氏は、照れ臭さもあったとしながらも「昔を思い出した」「(台北ドームは)球場に入ると野球したくなってくる。そういう雰囲気にさせてくれる球場」と笑顔で振り返った。
16日まで開かれているイベント「阪神甲子園球場デー」の一環。この日は中信の選手が、阪神のユニホームを模した特別なユニホームを着用してプレーし、来場したファンの多くがこのユニホームや阪神のユニホームを着て観戦。応援歌「六甲おろし」が流れたり、ウグイス嬢が選手をコールしたりするなど、場内は甲子園さながらの雰囲気に包まれた。16日は阪神OBの「超人」こと糸井嘉男氏が始球式に登場する。
(中村充孝)